検索デスク 調査 s1 1999年

1999年

1999年の検索力増減率とコメント 1999年12月26日

  日本 今週の上位検索サイトの更新はRingringとInfoseekだけでした。Ringringは6.5%増ですが、データ数が3,231万から2,794万へ13.6%減少していますので、何かトラブルにあっているようです。昨年末から1年間の増減は、Ringring 225%増、goo 109%増、LycosJ 127%増、InfoseekJ 114%増、InfoNavigator 59%増、AltaVista 66%増、ExciteJ 253%増と、増加傾向が続き、平均して2倍強になっています。ポータル化を進めるためにコンテンツを大増強していますので、その総合力は2倍どころでないとみなせます。

  ディレクトリ 昨年末からの増減を調べました。NTT DIRECTORYは検索力44%増、登録数51%増で、紹介文が少し短くなり、マルチカテゴリ化率は2.1と少し増加しています。YahooJは検索力18%増、登録数5.5%増で、紹介文は少し長くなっていますが、Webサイトの増加に比べて登録数が極端に少なく、精選したサイトに変貌しています。10月17日に検索力3位のNetplaza、11月17日に2位のInfoNavigator、11月30日に検索力4位のCSJがいわゆる登録型を撤退しています。いずれも、Web情報の急増によるものですが、ディレクトリのカテゴリの増加を図らなかったのが遠因とみなせます。これで初期タイプの登録型はNTT DIRECTORYのみが残っています。YahooJはディレクトリに関しては一人勝ちです。

 

会社nttdcsjyajpdragwnavjoyurl
検索力10060472912----
増減-0.5+1.6+1.9+3.8-1.7----
登録数573,063--256,550--51,48540,76228,473
増減+0.2--+0.0--+0.4+0.9+2.2

  海外 クリスマスのせいか、AltaVista 5.5%増、Yahoo 4.0%減、順位変動のない、更新の少ない週でした。AOLは先週検索できませんでしたが、Web検索にAOL内検索の追加が一段落し今週は回復しています。昨年の12月末から1年間の増減ですが、AltaVista 31%減、Northern 78%増、Yahoo 490%増、Infoseek 78%減、Excite 52%増です。新たにFAST、AOL、Googleがサービスを開始しましたが、FASTは8月8日から12%減、AOLは9月12日から15%増、Googleは10月10日から76%増です。今年の前半はInfoseekやAltaVistaが検索サービスを縮小し心配しましたが、後半には新しいサーチエンジンのFASTやGoogleが登場しています。

 

会社AltaNLSFASTAOLYahoIseekGoogExctHotB
検索力10082705447351918---
増減+5.5-0.20+2.8-4.0000--

海外の調査 1999年12月19日

  日本 1ヶ月ほど順位変動のない状態が続き、全般的に更新が遅れています。ディレクトリ型の場合は新しい動きがでてきましたが、ロボット型の場合はまだ焦点がはっきりしてなく、拡大するのを躊躇しているようにみえます。情報の陳腐化への対応に追われているのか、ポータルへの展開に忙しいのか分かりません。2000年問題の特集ページを作りましたが、多量の検索結果を得るロボット型検索では検索式を使って絞り込むのが不可欠であることを実感できました。

  ディレクトリ YahooJのデータ数が19日の調査 s1時に13.5万件と47.3%ダウンしていましたが、20日に調べたところ先週よりも0.2%増加していました。更新時にぶつかっていたため、みなさまに大変ご迷惑をおかけしました。5月にCSJはiNETGに変更しましたが、6ヵ月後の12月からCSJ新着情報が中止され、iNETGからもCSJ検索がはずされました。今までホームページの発信の広報はあまりコストがかかりませんでしたが、今後は広報することは困難になりコストのかかる時代になってきました。

  海外 海外検索も大きな変化がおきています。4位のAOLは検索機能を変更している最中です。9月から独自の検索をするようになったのですが、10月末から調査 s1キーのRealaudioが独自の検索結果をだしていました。今回はさらに拡大し、結果もWebよりもディレクトリへシフトしています。HotBotの検索結果は10未満は切捨てか四捨五入していたのですが、今回からは10万の桁で行うようになり調査 s1できなくなりました。Infoseekは先週は検索数を表示しなかったのですが、今回から表示が復帰し先々週に比べて20.7%増加しました。検索数の表示フォントが小さくなりましたが一安心です。97年7月から調査 s1を続行していたPlanetですが、この12月17日で撤退しました。これで調査 s1サイトは10から7へと一気に減少しました。

2000年問題への対応、AltaVistaの増減 1999年12月12日

  日本 今週は上位7社で更新のあったのは、InfoseekJとAltaVistaだけでした。今週の米AltaVisataの半減が事実とすれば、来週の日本語AltaVistaは半減し、検索力は30前後になることが予想されます。今回の更新不調は検索サイトが西暦2000年問題に取り組んでいるためとみなせます。11月30日にgooは2000年問題に対応したと早々と発表しましたが、多くのコンピュータ資源を使い、トラフィックを集めている検索サイトは2000年問題で大きな影響を受けます。また、電話と同様にネットも不安定になることが考えられます。過剰利用、過少利用、そして過剰反応だけは避けたいものです。

  ディレクトリ NTT DIRECTORYは0.5%減少しました。調査 s1キー「ヒント」以外の平均増加率は1.4%ですが、「ヒント」の検索数が半分になったからです。このような場合、検索機能の一部が変更されたためとみなせます。米Infoseekが検索数表示をしなくなりましたが、Webデータベースは規模が大きくなると、数十万、数百万の検索数を正確に表示することは難しくなります。HotBotは検索数の下1桁は0ですし、Googleは下3桁は0です。また、米Exciteは検索数の推定値を表示します。今週の調査 s1データでは、biologyとoutdoorが346,830、hardwareとliteratureとmarketが910,685、activexとshockwaveが66,283です。少し多いように思いますが、検索数や検索力は一つの目安としてご利用ください。

  海外 AltaVistaが55.3%減少しました。10月24日に3.7倍になり7週間続きましたが今週は半分以下です。それでも10月17日に較べて64%増です。保守中なのか、データ数を半分にしたのか、検索数を集計するアルゴリズムにミスがあったのか、何もわかりません。Infoseekは今週から検索数を表示しなくなったため、検索調査 s1は実施できませんでした。LycosやExciteも以前に総数表示を中止しましたが、Exciteは復活しています。Infoseekの表示中止の理由が、ニュースにあったGo.comの多額の赤字によるものとすれば、Web検索の危機とみなせます。業績が悪くなればWeb検索サービスを縮小するとなれば、ネットバブルがはじければ、検索サイトだけでなく、ネットサーファーも路頭に迷うことになります。

gooは3週間で70%増加、多様な情報源 1999年12月5日

  日本 gooは3.8%増加、3週間で70%増加しました。検索力は98の2位、トップと僅差です。gooはロボット検索以外にポータル化の品揃えが豊富になってきています。Exciteは8.1%減少しました。Exciteの検索結果は、関連語の表示、ニュース検索、ディレクトリ検索、そしてウエブ検索など、入力したキーワードに関連した情報を一度に検索表示します。関連語の表示機能はInfoNavigatorにもあり、データ量が増えた現在、利用価値が非常に高くなってきました。

  ディレクトリ インターネットを始めた1995年頃に、あらゆる情報はブラウザを通すとの見通しを持ちましたが、Web検索にとっては厄介な問題が生じています。収集したWeb情報がホームページなのか、ニュース情報なのか、掲示板なのか、チャットなのか、ショッピング情報なのかなどは簡単に判別できないことです。ニュース情報は発信してから更新はなく、掲示板情報はテキスト数行の情報、ショッピング情報はリアルタイム性が強くすぐに陳腐化します。これら性格の異なる情報が混在すると使い難くなります。

  海外 海外は、この1ヶ月間、順位変動のない状態が続いています。今回は上位のAltaVista、Northern、FASTの調査 s1キーワードの平均検索数を調べました。多いのは、market 950万件、hardware 650万件、java 570万件、movie 490万件、少ないのは、shockwave 41万件、vrml 42万件、activex 52万件などとなっています。これを見ても、キーワードを一つ使う検索は無意味であり、AND検索や検索式を使って絞り込まないと検索は不可能なことがわかります。

ロボット型検索サイトの年間検索数増加 1999年11月28日

  日本 今週は2位と3位、5位と6位が入れ替わりました。1998年11月から1年間の検索数の増加は、Ringring 6.20倍、ExciteJ 4.01倍、Infoseek 3.82倍、LycosJ 1.90倍、AltaVista 1.79倍、InfoNavigator 1.73倍、goo 1.68倍です。早くから取り組んだところほどデータ削除が多く、単にデータを追加だけですみません。それに、検索サービスをしながらの保守ですから、混み合ってる時は少し後で検索するのが一番よい方法です。しかし、することが一杯あるすばらしい世界であることには変わりありません。

  ディレクトリ ディレクトリを調査 s1していますが、検索力調査 s1は2年前の10社から4社へ、登録数調査 s1は12社から5社へと半分以下になってしまいました。その多くはボランティアで出発しており、押し寄せるWeb情報に対して労力が膨らむ一方だからです。周囲の人がそれを盛り立てるようなことはせず、新参者も一から始めようと試みます。ネットでは時間と言うかスピードが要求されることすら理解できない人が後から参入しても成功する確率は少ないと思われます。急速に変化するWeb世界で、1年も2年も同じことを続けることは退歩を意味します。

  海外 今週はInktomi系のAOLとYahooが16~17%増加しました。日本のロボット型と同様に、1998年11月から1年間の検索数の増加を求めました。Yahoo 4.76倍、Northern 1.95倍、Excite 1.47倍、AltaVista 1.29倍、HotBot 0.87倍、Infoseek 0.26倍、です。米国の場合、増加だけでなく、減少しているところがあります。米国のサーチエンジンは日本よりも3年位先行し、5~6倍多いデータを処理しています。検索はデータ量だけで決まらず、収集したデータの質や表示順序なども影響します。

LycosJとgooの検索力50%アップ 1999年11月21日

  日本 ロボット検索の検索力が流動的なことは検索力推移のグラフをみればわかります。特に最近の変化は激しいと言えます。今週はLycosJとgooが50%以上も増加し、それぞれの検索力は88と86、2位と3位にアップしました。gooはデータを2倍にする予定ですので、さらなるアップが期待できます。19日にリニューアルしたInfoNavigatorですがデータ増量は遅れています。検索の視点にあるように、米国のサーチエンジンは1996年秋に5,000万件への競争がありました。最近の日本語検索サイトはそれと同じ動きとみなせます。

  ディレクトリ 2位のInfoNavigator、3位のNetplazaがディレクトリから撤退したため、次々にオープンするホームページの広報手段は限られてきました。10月2~8日と11月13~19日の各1週間分の登録総数は、NTT DIRECTORY 6,486→8,836(36%増)、CSJ新着情報 4,178→3,675(12%減)、NTT新着情報 2,685→2,312(14%減)です。NTT DIRECTORYの登録数は1日平均1,770件と急増しています。データ数に応じたカテゴリ数の増加が望ましいのですが、これはなかなか難しい問題です。ロボット型には更新日付順の検索がありますが、登録日付順の方がよりホットなものを検索できます。なお、3週間ごとに実施していたディレクトリ型の検索力調査 s1は今回で中止する予定です。

  海外 今週は順位変動のない週でした。全世界のWebページ総数が昨年末時点で8億ページとの研究報告があり、それを達成する検索サイトが秋には出現すると報道されましたがどうも期待はずれになりそうです。Web情報はますます増加することは明らかです。情報量の増加に反比例してWeb情報の流通はますます困難になります。ネットワークの大容量化、新しい利用分野の開発は注目されますが、Web情報の流通は無関心です。もし検索サイトがなければと自問すれば、ことの重大性は理解できます。

タイトル重視の検索へ、「先読み」は多用しない 1999年11月14日

  日本 先週は上位6社が全部更新しましたが、今週は2社だけで順位変化のない静かな週でした。11日にリニューアルしたgooはデータ増強が遅れています。AltaVista、Lycosに続いてgooはタイトルに重みを置く検索表示順に変更しました。タイトルは短かいですが、Webページの60%位の情報が含まれています。ニュースグループは容量の制約からファイル維持期限を1ヶ月などと設けています。それと同様な方法をWebで採用するFreshEyeですが、今週は25%増加しています。

  ディレクトリ 今回は検索デスクへのログ解析を行いました。8~12日までの内訳は、(1)トップページ 58.71%、(2)トップページ以外のページ 26.92%、(3)gifファイル 5.81%、(4)トップページを最後まで読まないもの 6.23%、(5)302エラー 1.76%、(6)408エラー 0.14%、(7)HEAD処理 0.42%でした。平日の1日当たりのログ数は25,351、ログ容量は1,984KB、これをISDNでダウンロードすると約5分かかります。トップページにgifファイルを2個追加するとログ容量は2倍以上になります。1箇所のIPアドレスが5%以上のログを占める場合がありますが、多くは「先読み」を使っているからです。皆が「先読み」を使うようになれば、トラフィックは一挙に数十倍になり大渋滞します。

  海外 トップのAltaVistaが増加したため、他の検索力は相対的に減少しました。2位のNorthernは毎週コンスタントに増加しています。3位のFASTは増加しましたが先々週と同じです。今週はInfoseekとGoogleが大きく変化しました。Infoseekは先週より35%減少し、4ヶ月前の15%位になっています。一方、Googleは72%増加し、検索力は9になりました。さらにGoogleは検索数表示を10,30,100から選択できるようになっています。

今日のキーワード、Ringringの重複URL表示 1999年11月7日

  日本 今週は5%位増加するところが5社もありました。3位と4位が入れ替わり、3位 Alta Vista、4位 InfoNavigatorになりました。Ringringは1日からデータ数が3,232万件になり、5日からフレーズ処理ができるようになりました。Ringringの変則的な扱いに関して多数のメールをいただきましたが、これで正常に戻せます。新着に書きましたが、6日からgooはフレーズ的な検索キーをAND検索し検索数は多くなりました。Ringringやgooの情報は、毎朝の「今日のキーワード」調査 s1から発見しました。中止しようと思ってましたが、貴重な情報が得られますので当分続けます。

  ディレクトリ 2年半前には15検索サイトの登録数を調べていましたが、現在は6サイトに減少しています。多くは脱落したり、別の形に変わっています。これをみてもウェブ情報の収集・提供が大変難しいことがわかります。新規なウェブを収集するだけでなく、重複やNot Foundを除去しなければなりません。各検索サイトはこれらの情報をユーザーに公開し、ホームページの提供方法についてコメントしてほしいものです。Ringringの検索結果には「上と同じドキュメントです。」と重複がURLと一緒に示されます。ドメインの引越し、サーバーの引越し、ディレクトリの変更など、いろいろな事例をみることができます。

  海外 今週も変化のない週で、AltaVistaのトップが続いています。8月に登場したFAST Searchのデータ数は2億頁で、検索の早いことをアピールするために検索時間を表示しています。しかし、検索式は使えないため上級ユーザーには使いづらいようです。米連邦地裁がマイクロソフトの独占の事実認定をしました。マイクロソフトの製品は良いのですが、一つのものに頼ることの危険を回避するという叡智が働いたようです。これで今までの流れが変わり、新しい(競争の)時代が始まります。

3週連続トップのRingring、カテゴリ数増強中 1999年10月31日

  日本 Ringringが3週続いてトップです。29日から検索できるようになったAltaVistaは先週よりも275%増加して検索力71、3位のInfoNavigatorと並びました。11月に増強する予定のgooは32%増加しています。現在、検索力50以上の検索エンジンは7種類あります。なお、Ringringの取り扱いですが、車で言えばまだ試作車とみなせます。他よりも馬力は大きいのですが大規模なロボット型検索に必須の検索式やフレーズ処理がまだ不完全です。当面、中上級のユーザーを考慮したあつかいをします。

  ディレクトリ Netplazaが撤退しディレクトリの検索力調査 s1は少なくなってきました。ディレクトリ分類はカテゴリ数が重要であり、キーワード検索よりも別の尺度が必要なのかも知れません。Web索引(逆カテゴリ)の更新をしていて気がついたのですが、最近のディレクトリはカテゴリの変更が頻繁に行われています。カテゴリ数が3,000以上あるのはYahooJ、LycosJ、InfoseekJなどで、現在も増強中です。

  海外 AltaVistaが大増強したため、他の検索力は大幅に減少しました。1位のAltaVistaと2位のNorthernとの差は約2.5倍です。AltaVistaは「Language Settings」で入力するコードを設定すると、検索キーとともにコードが送られて言語の判定をしやすくしています。HTML文のFORMに使用OSのコードが自動付加するような仕掛けがあれば、検索時のコードエラーはなかったのかも知れません。なお、AltaVistaのAdvansed Searchはこの「Language Settings」ができないため、まだ日本語の検索式(カッコ)は使えません。

2種類の更新日、ポータルへ向けた統合化の動き 1999年10月24日

  日本 ロボット型のNetplazaは継続しますが検索力は30%ダウンしました。情報収集能力を10倍にするとのことですので、これからの展開が楽しみです。検索に関する更新日は2種類あります。一つはコンテンツを作成した最終更新日、もう一つは検索サイトがコンテンツを収集した更新日です。記事検索の更新日は前者であり、ロボット型の更新日は後者です。新鮮さを売り物にした収集日表示が作成日と異なる場合は逆効果になるのではと心配しています。

  ディレクトリ 20日にNetplazaの登録型検索サービスが中止され、Biglobeに統合されました。長年蓄積したものが突然消滅するのはWebではよく経験します。97年5月にインプレスの「WWWナビゲータ」、98年1月にソニーの「WAVE Search」、99年1月のリクルートの「あちゃら」、99年5月の「CSJ Index」、そして今回の「Netplaza」です。あちゃらはISIZEに、NetplazaはBiglobeに統合しましたが、11月には@Niftyが統合します。これで日本的な情報サイトがポータル競争に参加することになります。

  海外 順位の変動はなく、HotBotは約2倍の34になりました。20日にMedia Metricsは9月分の調査 s1結果を発表しました。トラフィックはAOL、Yahoo、MSN、Lycos、GOの順です。投資家、広告主、ポータルサイトはトラフィックの調査 s1結果に一喜一憂します。現実の経済活動はドルや円で評価しますが、インターネットのWeb活動はトラフィック数で評価されます。組織でも個人でもWeb活動の評価基準を確立し、そこに向かって全力投球しているところが成功しています。
追記 10月25日AltaVistaが4倍に増加したため、グラフや表を改訂しました。

Netplazaは登録型ディレクトリ検索から撤退 1999年10月17日

  日本 トップのInfoseekJが9.5%減少したため、他は相対的にアップしました。gooは9.8%増加していますが、先々週と同じです。1週おきにアップ&ダウンを繰り返しています。RingRingは現在トップです。8月30日 1,700万、10月10日 2,818万へとデータ収集数は増加しています。まだシステムが不安定でカタカナの検索に時間がかかります。小規模なシステムで運用しているためと思われますが、このように実績をあげつつあるベンチャーにこそ資金が回るようにしてほしいものです。

  ディレクトリ Netplazaは登録型ディレクトリ検索サービスから撤退します。登録型サービスの NTT DIRECTORY、DragonN、JOYは、ともに、ディレクトリ作成、新着情報、検索サービスを行っています。InfoNavigatorは98年10月、iNETG(CSJ)は99年5月から、ともに、ディレクトリ作成を中止しましたが、新着情報と検索サービスを行っています。ディレクトリ作成はYahooJ、iNETG、InfoseekJ、LycosJ、ExciteJなど厳選型に移行しつつあります。コンテンツに対して閉鎖的なフィルターがかかるような世界だけは避けたいものです。

  海外 検索力調査 s1のデータから検索サイトの規模の変化が読み取れます。3年前の検索サイトは5社ありました。3年前と現在との規模を較べますと、AltaVistaとInfoseekはともに6倍に拡大し、Exciteは同規模、HotBotは3分の2に減っています。OpenTextは98年4月にビジネス専門検索へシフトしました。97年8月オープンのNorthernは2年間で7倍、98年7月オープンのYahooは1年間で2.5倍に拡大しています。今年の夏以降、Fast Search、AOL、Googleが相次いでオープンし、活況を呈しています。

ディレクトリの年間増加率100%から50%へ 1999年10月10日

  日本 1位と3位、5位と6位が入れ替わりました。2週間前に較べて、LycosJは20%、Ringringは40%減少しています。gooが1ヶ月後にデータ量を倍増するとのことですから、現在の検索力80が160へアップするとみなすと、他の検索サイトの検索力は現在の約3分の2になります。1997年3月にgooは衝撃的デビューをしましたが、2位との差は9倍、その3ヶ月後には2倍までに縮小しています。それにしてもボリュームが増えてきました。

  ディレクトリ この2年間のディレクトリ型検索力の推移を調べました。1997年10月から98年10月までと98年10月から99年10月までですが、NTT DIRECTORYは151%と50%、InfoNavigatorは98%と48%、Netplazaは105%と52%、CSJは105%と68%、YahooJは40%と11%となっています。97年から98年の1年間は約100%増、98年から99年は約50%増と半減しています。実際のWeb情報の増加を考えると、ロボット型と同様に、ディレクトリも積み残しが増加しているとみなせます。

  海外 上位の順位変更はなかったのですが、2位のFAST Searchは少し増加し、HotBotは半分になっています。9月26日から採用したSnapは重複が多いため調査 s1を中止しました。Inktomi系は各社ごとに処理が異なるようです。注目を集めているGoogleの検索数上限は先週まで14,000位に設定されてましたが今週からとかれました。早速調査 s1したところ検索力は16です。Googleは量よりも質を売りにしています。検索デスクの約60頁分がGoogleに入っているのを発見!(^o^)

タイトル重視の検索、MSN 1999年10月3日

  日本 今週は順位の変動はなかったのですが更新の多い週でした。各検索サイトのキーごとの増減はほとんど同じ傾向を示します。今週のLycosは減少するキーが多かったのですが、マーケット7.7倍、野球3.1倍だけは大幅に増加しています。収集データ数は索引化法で異なりますが、現在、約1,660万件です。これに各検索サイトの検索力(%とみなす)を掛けると収集データ数が推定できます。

  ディレクトリ AltaVista、InfoseekJに続いてLycosJの検索結果の表示順がタイトルにウェイトを移しました。検索キーがタイトルにあるのを最初に表示しますので大変探しやすくなりました。上手く書かれた20~30字のタイトルはページ内容を60%位あらわすとみなせます。検索サイトはタイトルの活用を宣言し、検索キーがタイトルにあるものを上位にランクするとアピールすれば、検索精度はもっと上がります。

  海外 MSN検索は最初にAltaVistaの検索結果を表示し、次に旧AltaVista、...と複数のファイルを同時に検索するメタ検索です。通常のメタ検索で行われるマージはされてなく、重複削除などは不明です。いずれにしてもメタ検索ということで調査 s1対象からはずしました。現在、専門分野ごとに行われている検索もデータ形式が統一されればメタ検索に進むかも知れません。

RingringとGoogleはKWIC的な紹介文 1999年9月26日

  日本 InfoseekJ 1.4%増、goo 6.7%減で更新の少ない週でした。Ringringは検索結果に「上と同じドキュメントです」を含むため、それを約17.5%とみなして処理しました。各ページの紹介文を作成する代わりに、全文を保持してその位置情報からKWIC的な紹介文を作成しています。Googleも全文を保持して紹介文を作成しています。なお、InfoseekJはページ表示とサイト表示の2種類の出力方法があり、サイト表示にすると検索数は減少します。

  ディレクトリ 最近、ディレクトリが充実してきました。ディレクトリはカテゴリ数が重要なファクタですが、ダントツはYahoo!Jです。カテゴリ数は15,700、@は11,700、延べ27,400あります。2位はLycosJで、カテゴリ数は2,700、@は500、延べ3,200です。3位はInfoseekJの約2,000です。大変貴重なサブカテゴリリストを公開したLycosJに、Many Thanks。なお、検索デスクのWeb索引にNTT DIRECTORYがないとの指摘がありましたが、私が利用しているブラウザNavigatorにデータが残らなかったからです。最近なのですが、IEにデータが残ることを発見しました。誰が図ってるのか、だんだんIEを使わざるを得ないようになってきました。何かいや~な世界ですね。

  海外 新たにInktomi系のSnapを採用しました。検索力44の7位です。23日にMSN Searchが大幅にリニュアルしました。ディレクトリ検索はLooksmart、Web検索はInktomi、AltaVistaなどをミックスしたものです。検索力はトップのNorthernを100として、338です。先週のMSNは50、今週のAltaVistaは74で、それらを足しても124ですからどうも納得出来ません。ただ、AltaVistaは2月頃に現在の3倍程のデータを持ってましたので、3×74+50=272、その他のデータを66とすれば辻褄があいます。どうやらAltaVistaが規模を縮小する前のデータを使っているように思えます。

ディレクトリ検索力と登録数は比例?海外4年目へ 1999年9月19日

  日本 InfoNavigator 25%増加、goo 15.4%増加に対して、InfoseekJ 11.0%減少したため、順位が大幅に入れ替わりました。ロボット系に関しては、NOT検索は検索式を使うと利用できますので、検索デスク画面の設定でNOT検索ができるようにしました。例外はありますが、ロボット系はAND、OR、NOT、検索式の全部を使え、ディレクトリ系はAND、ORのみが使えます。

  ディレクトリ 順調に推移しています。CSJは保守中なのか検索できませんでした。このディレクトリ系の検索力と登録数との関係を調べてみました。7月18日と9月19日のデータから、NTT DIRECTORYの検索力増加は8.4%、登録数増加は8.6%、InfoNavigatorは10.4%と11.5%、Netplazaは8.7%と8.2%、YahooJは5.6%と1.1%です。検索力と登録数の増加率はほぼ比例しますが、YahooJだけ変化がみられます。

  最近のリニューアル頻度は速くなっています。検索デスクは検索サイトの検索フォームや検索機能などの細かいところを採用していますので、そのフォローは大変です。この1ヶ月間のアクセス数 30万件、ページビュー 50万件を突破しました。Thanks。一人で維持管理しているため変更などは即時にできますが、時間の制約のためにいろいろ積み残しがありご迷惑をおかけしてしています。

  海外 海外検索力調査 s1は4年目に入りました。3年間の推移はデータにまとめています。1~3位を年度別にリストしますと、96年9月は、HotBot(100)、Excite(60)、AltaVista(56)、97年9月は、Northern(100)、HotBot(82)、AltaVista(74)、98年9月は、Infoseek(100)、AltaVista(67)、Northern(54)、そして99年9月は、Northern(100)、FAST(95)、AOL(74)、となっています。最近、ロボット検索サイトが増えています。

キーワード検索における5種類の検索機能 1999年9月12日

  日本 gooが13.6%減少して検索力68の5位です。日本も検索力60以上に6社あり、毎週順位が変動しています。これら6社の検索はあまり差がないとみなせます。毎日、「今日のキーワード」を調べていますが、各社のキーワード処理方法の相異が検索数に影響しています。なお、久しぶりにODiNが更新し、データ数109万件、検索力11でした。今後1年間、検索システムを改良するため、巡回検索からはずしました。

  ディレクトリ キーワード検索といっても、その検索機能は検索サイトごとに異なっています。それをシンプルなものから示しますと、(1)AND/OR検索ができる、(2)Boolean検索ができる、(3)出力結果を設定(紹介文なし、日付順)できる、(4)検索対象を設定(タグの特定)できる、(5)リンクを利用(逆リンク)できる、などになります。検索目的に応じて各検索サイトを使い分けることは必要です。

  海外 今回からInktomi系のAOLを調査 s1しました。検索力は77で3位に登場です。しかし検索機能はBooleanが利用できるだけです。現在、Inktomi系は、AOL NetFind 3位(検索力 77)、Yahoo! 5位(73)、MSN 6位(55)、HotBot 7位(53)ですが、それぞれの検索機能は異なっています。検索力50以上に8社あり、毎週順位が入れ替わっています。

ポータル化への動き、ネット関連株の時価総額 1999年9月5日

  日本 検索力100~60に6社あり、ユーザーにとっては大変好ましい状況です。月曜日にRingringが大幅アップしましたが、今週はgooが12.3%増加して、検索力79の3位へ躍進しました。gooのコンテンツもアサヒ・コムの速報ニュースや目的サーチとして懸賞やメルマガなど充実してきました。さらに、LycosのTea Cupとの全面提携などポータル化への動きが活発になっています。

  ディレクトリ いつもの週よりもYahooJの増加率は高くなっています。今回はネット関連株の時価総額(9月3日)を調べました。AOL 11兆8000億円、Yahoo! 4兆4000億円、Amazon 2兆3000億円、ヤフー 9400億円、Lycos 4300億円、Infoseek 2100億円です。日本のヤフーが米国のLycosやInfoseekを抜いているのにはビックリ!!

  海外 トップはNorthern Light、2位はFAST Search、に入れ替わりました。MSNは60%減少し検索力19にダウンしています。Exciteは8月15日から、Infoseekは8月22日から更新がなく、めずらしいケースです。AOLが独自の検索サービスを始めたために、Exciteのトラフィックが減少しています。米国企業の提携とその解消はドライで、ついていけない世界です。

重複調査 1999年8月29日

  日本 上位6社の更新は1社だけでした。2年前の重複調査 s1(検索の視点、#14)を再度実施しました。調査 s1キーは、意思決定、翻訳、マック、うなぎ、intranetの5種類で、それぞれ上位500を収集しました。合計2,500のなかの重複数は、goo ゼロ、LycosJ 10、ExciteJ 11、InfoseekJ 16、Ringring 67、InfoNavigator 119、でした。gooの重複ゼロは特筆すべきものです。なお、この結果は今後の検索力の計算に利用します。

  ディレクトリ ディレクトリ型の検索力は3週間ごとに調べています。毎回一定の伸び率を維持していますが、順位の変動はほとんどみられません。CSJがiNETGuideという厳選サイトを収集したサービスを始めましたが、InfoseekJやLycosJも厳選サイトを収集しており、データも蓄積してきました。YahooJは登録型から厳選型への移行を図っており?、ディレクトリ型は登録型と厳選型とに分ける必要がでてきました。

  先週のこの欄で、NTT DIRECTORYの登録数減少に関するコメント書きましたが、どうもデータの間違いのようでした。今回は前々回と同様な傾向を示しています。NTT DIRECTORYは恐らく先週50万件を突破しました。97年5月に12.7万、10ヶ月後の98年3月に25.3万、17ヶ月後の99年8月に50.0万となっています。現在のコンセプトがいつまで続くかわかりませんが、100万件になるのは2~3年後と予想されます。

  海外 トップのFASTが16.9%減少し、2位のNorthern Lightと並びました。3位は12.5%増加したAltaVistaが、4位は12.1%減少したYahooになっています。海外サーチエンジンの順位はめまぐるしく変化しています。1~2年前の知識はインターネットでは役にたたないことが実感できます。Infoseekの更新はなく、go.comへの統合準備中なのかも知れません。

検索サイトの動向をキャッチする検索数調査 1999年8月22日

  日本 先週は減少するところが多かったのですが、今週は、Ringring 16.0%増、AltaVista 7.7%増、InfoseekJ 5.9%増、goo 4.4%増、など増加するところが多い週でした。21日の日経朝刊に検索力を紹介されましたが、検索サイトの動向をキャッチする一つの指標としてご利用いただければ幸いです。例えば、AltaVistaが40%位に減っていること、Ringringに動きがでてきたことなどがデータから読み取れます。

  ディレクトリ NTT DIRECTORYのデータが3.9%、19,500減少しました。しかし、実データは3,200増加しています。これはマルチカテゴリ分を減らしたものとみなせます。従来、一つのデータを平均1.95箇所のカテゴリに分類していたのですが、今回で平均1.85箇所になりました。YahooJの平均1.14箇所に較べるとまだまだ多いです。これを7~8週続ければ、1カテゴリ当たりのデータ数は半減し、より使いやすくなります。Web情報は増やすのではなく減らすのがベターです。

  海外 トップのFASTはまだ更新がありません。いくらよい検索エンジンを開発しても、すぐには評価されません。やはり時間がかかります。多くの人や企業がホームページを出すようになったのですが、これと同じです。Yahoo!はディレクトリをベースに出発しています。ロボット型の検索サービスを補うために1995年9月にOpen Text、1996年8月にAltaVista、1998年5月にInktomiと提携先を変更しています。1998年7月にサービスを開始したInktomi系ロボット型サービスは現在3位に躍進しています。Yahoo! Japanもいずれ独自のロボット型検索サービスをもつことが予想されます。

日本語検索サイトのデータベースは減少 1999年8月15日

  日本 データベースの縮小傾向がみられます。2週間前に較べて、AltaVista 63%減、InfoseekJ 34%減、Ringring 23%減、InfoNavigator 11%減、goo 5%減、唯一の増加は、ExciteJ 8%増です。1位と2位が入れ替わりLycosJがトップです。LycosJの検索結果の表示順に変更があり、AltaVistaと同様、タイトルへのウェイトが高くなっています。Ringringは2月末からの更新で、重複を除いたのか23%減少しています。

  ディレクトリ 日本語によるWeb開始時期をInfoNavigatorやNetplazaの登録系ディレクトリとか朝日新聞や毎日新聞のホームページが開始された1995年8月とみなすと、現在までに4年経過したことになります。Web情報は何回も改良が試みられて定着してきました。検索サイトはデータベースを構成する情報収集面で大きな変化がおきています。米国のニュース検索はほとんど無料ですが、日本はなぜか有料が多いようです。これは日本のWeb利用にとって不幸なことです。

  海外 トップのFASTは2週間更新なしです。今週は、Excite 39.3%増、HotBot 8.6%増、Yahoo 4.0%増と順位が少し入れ替わりました。この6ヶ月間の海外検索サイトの推移をみますと、Yahoo 316%増、Excite 49%増、NorthernLight 31%増ですが、逆に、Infoseek 81%減、AltaVista 66%減 と大幅に減少しています。Web情報の増加をNorthernの半年間30%とみなせば、InfoseekやAltaVistaの実質減少幅はさらに拡大します。

ディレクトリの紹介文の長さは索引数に影響 1999年8月8日

  日本 全体に検索力は減少しています。AltaVistaは49%減、InfoNavigatorは11.3%減、gooは4.5%減少しています。AltaVistaは多言語のコンテンツを一括処理していますが、英語は4.5%増加しているのに対して日本語が半分になっています。検索結果への広告が英語だけで、日本語のがないということが影響しているとしたら、少し考え込んでしまいます。一時的な現象なのかもう少し様子をみる必要があります。

  ディレクトリ 登録数のところで話題になっている収集数と検索力ですが、検索力は収集数にその索引化率を乗じたものとみなせます。現在、登録数と検索力が分かっていますので、索引化率は検索力を登録数で割れば相対値が得られます。NTT DIRECTORY 100/25.2=3.97、Netplaza 66/18.7=3.53、InfoNaviator 82/26.0=3.15、Yahoo J 48/25.0=1.92 となります。一番大きいNTT DIRECTORY を100とすれば、Netplaza 89、InfoNavigator 79、Yahoo J 48 となります。この数値は紹介文の長さが影響しているとみなせます。

  買収騒ぎのあったExciteですが、世界中の全コンテンツ(8億ページ)を収集した検索サービスを今月中に提供すると発表しました。検索処理システムの資源が少ない時には、現在のディレクトリ型のようにタイトルと紹介文だけを処理していましたが、ロボット型はページ全部を処理する形態になっています。検索システムの能力を大幅にアップするのか、あるいは数行のみを索引化するのか、まもなくわかります。狭く深くか、広く浅くか、いずれにしても検索力はページ数ではなく索引化したキーワード数に依存します。

  海外 ポータル化の進展でサーチエンジンへの関心が薄れていましたが、新たに FAST Search が登場しました。検索力は前週トップの Northern Light よりも26%多く、したがって他の検索力は相対的に20%減少しました。ノルウエイの会社で、Inktomiと同様、検索サイトへの支援をねらっています。2億ページ収集分は英語以外の言語も入っています。日本語のコード処理はされてませんが、キーワードが英語の場合、例えば、searchdesk or asaisan の検索結果は、FAST 633、Lycos J 455、InfoNavigator 425 でした。日本語の検索サイトよりも多いです???

URLの変更をしない、FAST 1999年8月1日

  日本 今年の4月にor.jpドメインの一部がne.jpへ移行しました。このURLの変更は検索サイトに多大な影響を与えるため、検索の視点(#18)、ne移行リスト、検索サイトの対応状況などに発表してきました。4ヶ月経過しても全然対応してないところもあり、考えられないことです。本来、URLは変更すべきでなく、できるだけ長期的に利用することが大切です。なお、ne移行関連の情報は目次へ移しました。

  ディレクトリ リンクフリーという言葉があります。ネット上にリンクを張るのは一々許可を求めなくても原則自由です。リンクが張られればそれだけ入り口が多くなり大歓迎のはずです。ところが、トップページだけしかだめとか、メールでお知らせください、などとリンクを張るのに制約のあるところがあります。giveもtakeもフリーで動いているネットで、自分のところだけgiveに制限をかけるのはやはりルール違反です。

  海外 海外の検索サイトは毎週更新されています。検索力が接近しているせいか、その順位は毎週変動しています。今回は検索数が平均より多いキーワードを検索サイトごとに調べました。Yahoo!はjava、realaudio、AltaVistaはholiday、photograph、HotBotはvrml、Infoseekはmovie、intranetなどです。やはり検索サイトごとに収集データが異なっていることがわかります。

日本は8社中5社、米国は8社中7社が毎週更新 1999年7月25日

  日本 日本のロボット型の更新頻度は米国に較べて少ないようです。日本語のロボット型検索サイト8社のうち、毎週更新しているのは、InfoseekJ、AltaVista、Netplaza、FreshEyeで、平均して毎週5社を調査 s1しています。一方、米国の検索サイトは8社ですが、そのうち毎週平均7社を調査 s1しています。変貌を続けるWebコンテンツからデータベースを構築するのはなかなか難しいようです。

  ディレクトリ Webは大事件やイベントなどを通して、その有用性が人々に認められ、拡大しています。特に、ニュース系はトラフィックが一時的に通常の2~3倍になる場合があります。即座に対応してちゃっかりとトラフィックを稼いでいるところもあれば、全然未対応のところ、逆に、トラフィックを軽減するような処置を取る所もあります。ネット社会の活動をトラフィックで評価することを認めるか認めないかで大きな差がついていきます。

  海外 順調に拡大していたNorthern Lightは3週間前からわずかですが減少に転じています。NorthernはWebと有料のニュースとを同時に検索できます。Webは更新型、ニュースは蓄積型ですので、その維持管理は興味深いものがあります。先週大きく減少したInfoseekですが、今週も12.1%減少し、2週間前に較べて5分の1です。検索力調査 s1を3年近く続けていますが、あまり経験したことのない出来事です。

ディレクトリのデータ20万以上、米Infoseek75%減 1999年7月18日

  日本 検索力2~5位の更新がない週でした。4月18日から7月18日までの3ヶ月間のデータから、ExciteJ 3.5倍、LycosJ 1.58倍、InfoNavigator 1.33倍、と増加していますが、AlataVista 2.1%減、 InfoseekJ 4.0%増、goo 6.2%増、と少し停滞気味です。ロボット型検索サイトの変化が激しいことがわかります。

  ディレクトリ 検索力はNTT DIRECTORY の独走が続いています。ディレクトリ型も徐々にデータが増えてきています。キーワードによってはロボット型と同様に大量の検索結果が得られ、そこから情報を探すのに時間がかかるようになってきました。ディレクトリ型りもデータ数は少ないですが、ベストなサイトを紹介する検索サービスが徐々に立ちあがってきています。

  InfoNavigatorのデータ数が25万件を突破しました。NTT DIRECTORYの実データ数は24.5万件、YahooJの実データ数は22万件で、2ヶ月前からトップです。InfoNavigatorは昨年10月にディレクトリの作成を中止しましたが、サイトに関する情報の多様な検索が可能です。

  海外 DisneyはInfoseekを100%買収し、所有するネットサービスをGo.comに統合したポータルサイトを9月までに提供すると発表しました。注目されるInfoseekですが、今週の検索力調査 s1データ総数は前週に較べて83.1%減少し、検索力4位です。調査 s1キーワードから推定した収集データ数は75%減です。減少率の多いものは、literature 91.4%減、photograph 87.8%減、museum 87.0%減、逆に少ないのは、intranet 55.8%減、shockwave 68.8%、movie 72.6%減、その他として、XML 11.0%減、portal 43.2%減、です。これは、新しいデータベースを準備中、検索数の計算方法を変更(results most relevant to)、古いデータをバッサリ削除、したのか判断に迷うところです。

世界のWebは8億、データベースの中身が勝負 1999年7月11日

  日本 トップのInfoseekJが増加したため、他の検索力は相対的に低下しました。世界のWebは8億頁とのことですが、日本語を6%とみなせば約5,000万頁になります。日本の検索サイトのカバー率は現在30%位です。検索の視点をみると米国では3年前に5,000万件処理していました。処理件数でみると日本の検索サイトは3年以上の遅れがあるとみなせます。

  ディレクトリ ロボット系にしてもディレクトリ系にしても、最初の頃はWeb情報をすべて受け入れていましたが、最近は取捨選択するようになってきました。検索機能面から、どのような種類のデータベースを作成するかに焦点が移っています。大量の情報を前にコンテンツを一々評価できないのが現状ですが、できるだけよい情報を取り込み紹介することが重要です。形にとらわれる日本的な評価法を採用しないことが大切です。

  海外 AltaVistaが先週から3位へカンバックしてきました。先日、雑誌Nature発表の記事の解説が各所にでていました。Web検索サイトの網羅性は最高で16%とのことです。網羅性は時が経つにつれて改善する方へ向かうのではなく、逆に悪い方へ向かっています。ますますメタ検索の必要性が増大していきますが、これは悲しむべきことです。

AltaVistaの買収金額/月間訪問者数は約3万円 1999年7月4日

  日本 InfoseekJは5.9%増加して4週間ぶりにトップです。そのInfoseekJですが、経営主体がデジタルガレージから米Infoseekへ100%移りました。日本進出にはいろいろな形態がありますが、100%子会社化することにより経営のグローバル化とスピード化をねらえます。日本もいろいろな活動がトラフィック量で評価される時代を迎えたともみなせます。今後、米InfoseekとDisneyとの関係でInfoseekJの変身が図られそうです。

  ディレクトリ 登録数は順調に推移しています。7月1日にNTTの再編成があり、コンテンツ関係はNTTコミュニケーションズに編成されました。SiteMapから、NTT DIRECTORYはホームユース/その他のマルチメディアサービスで見つけましたが、gooのNTT-Xは見つかりませんでした。分割しても大組織です。そして、NTT DIRECTORYや新着情報などのURLは変更しました。URLはブランド名と同等かそれ以上と思っているのですが...

  海外 MSNは27.4%増加して、HotBotと入れ替わりました。28日の月曜日に新展開を発表したAltaVistaですが、翌日に投資会社CMGIに買収されました。買収金額は23億ドル、総評価額は約27億ドルです。AltaVistaへの5月のユニーク訪問者数は約1,070万人ですから、一人当たり3万円の計算になります。ポータル競争は激しくなる一方です。日本も発想を変えてお金が動き回るようにしたいものです。

XMLタグ導入のプラス面とマイナス面 1999年6月27日

  日本 今週は変化の少ない週でした。最近、次世代Web言語としてXMLが注目されています。非WebのデータベースはCGIでWeb化できますが、HTMLにすると属性情報が欠落してしまい、検索などの二次利用が不便になります。それをカバーするためには基準化したタグの導入が必要です。また、新たに作るWeb情報もタグを導入すれば二次利用は楽になります。これからは、タグ導入による作成時のマイナス面と、利用時のプラス面とのしのぎあいが続くことになります。

  ディレクトリ ディレクトリ系は順調に成長しています。今回はロボット系とディレクトリ系の検索力の差を調べました。上位3位までの和を比較しました。97年6月は58倍、98年6月は100倍、99年6月は114倍です。すなわち、現在のロボット系の検索数はディレクトリの検索数よりも約114倍多いことを示しています。また、97年から98年へは72%増、98年から99年へは14%増です。ディレクトリ系は着実に増加しますので、やはりロボット系のデータ数の伸びが少ないことを示しています。

  Webの世界は秩序のある世界ではなく、無秩序な世界からスタートしています。特に、Web情報を分類するためのカテゴリ作成は難関中の難関です。いろいろな分類があり、カテゴリが存在します。検索デスクにある逆引きカテゴリは複雑なカテゴリ構造を明確にするために作成したものです。さらに、Web情報のカテゴリを決めることも難しい問題です。検索デスクの利用者の9割以上がメタ検索ないしはポータル検索として利用していますが、一方では検索デスクをメタ検索に含めない検索サイトもあります。正確で良質な情報を提供しないところはやがて淘汰されます。

  海外 先週のHotBotの減少は保守によるもので今週は回復しています。Compaqの業績悪化でAlta Vistaの身売りが濃厚になってきました。Webの世界は既存のメディアや情報技術とは異なるものです。Alta VistaがCompaqに買収されたこと自体、不幸なことと思っていましたが、これでよい方向に向かいます。検索機能面では、Infoseek、Alta Vista、Inktomi系(Yahoo、HotBot、MSN)が優れたサーチエンジンです。しかし、この状況は1996年から続いており、それ以降に新しいサーチエンジンが出現していないのは残念です。

ロボット収集基準の相異、ディレクトリ情報収集 1999年6月20日

  日本 gooは4.0%増加、ExciteJは10.4%増加しましたが、順位の変化はありませんでした。ロボット系はソフトでページを収集するのですが、検索サイトにより収集基準が異なっています。一例ですが、18件ある「検索の視点」が入っているのは、InfoNavigator (17件)、ExciteJ (12件)で、その他はゼロという結果になりました。あるコンテンツが有用か無用か、有害か無害か、などの評価をソフトでこなすのは難しい問題です。最近、系列化しつつあると感じるのは私だけなのかも知れません。

  ディレクトリ YahooJは昨年10月11日に24万件に達しましたが、それ以降8ヶ月間、24~25万件の間を行ったり来たりしています。ディレクトリ系は、(1)分類カテゴリをどう構成するのか、(2)どのようなコンテンツを収集するのか、(3)その紹介文をどう表現するのか、そして(4)カテゴリへの配置、などでみることができます。大手検索サイトの登録に頼る収集は崩れており、新規ホームページの受け皿は中小の検索サイトへと、検索サイトの二重構造ができつつあります。

  海外 HotBotが51.8%減少しました。更新中なのか分かりませんが、HotBotではよくみられることです。Inktomi系の検索力はYahoo! 33、MSN 21、HotBot 15 と視聴率調査 s1などの人気度順に並んでします。サーチエンジンの良し悪しでなく、人気度順に規模の大小が決まるというのは問題といえば問題です。それにしてもYahoo!は1年足らずで約4倍に増強し3位へと躍進しています。

サイト検索のあちゃらNAVI検索力トップへ 1999年6月13日

  日本 5月14日にリニューアルしたLycosJは1ヶ月後にデータを大増強し、検索力100とInfoseekJの98をわずかに抜いてトップになりました。調査 s1キーでみますと、平均の増加率58%に対して大きいのは、グルメ118%、ヒント111%、ドメイン96%、一方少ないのは、VRML13%、イントラネット29%です。また、ExciteJは5月初めの112%に続いて、今回23.2%増加して検索力41と増強しています。

  ディレクトリ NTT DIRECTORYの登録数の増加率は大体1.3~1.6%ですが、今回は2.3%も増加しています。1997年、1998年、1999年の3月中旬から3ヶ月間の増加率を調べてみました。NTT DIRECTORY 30.1%→17.8%→10.1%、YahooJ 37.6%→9.3%→2.6%、InfoNavigator 31.9%→18.6%→17.1%、Netplaza 28.6%→18.2%→11.7%、JOY 23.4%→15.1%→13.9%、平均 30.3%→15.8%→11.1%です。この数値から何かを読み取って実行した人が次の勝利者なのかも知れません。

  海外 Infoseek のトップは続いています。97→98年、98→99年の6月中旬のデータ増加率を求めてみました。Infoseek 291%増と340%、Northern Light なしと115%増、AltaVista 257%増と11%減、HotBot 100%増と6%減、Excite 99%増と14%減などです。Infoseekを除く老舗のAltaVista、HotBot、Exciteの検索力は97年から98年に約100%以上増加しましたが、98年から99年にかけて数%減少しています。

Infoseek、Northern、Yahoo、AltaVistaの順 1999年6月6日

  日本 6月1日にリニューアルしたInfoseekJの検索力は9.1%減少しました。その結果、他の検索サイトの検索力は相対的にアップしました。データ数は1,480万件と約15%減少していますが、重複分を除いたものと考えられます。今年度分のドメイン移行分は、InfoNavigator 0.0%、goo 0.2%、InfoseekJ 0.7%と大激減していました。これで安心して利用できます。Thanks。午後から1,000回以上のURL検索をしましたが、これで解放されます。

  ディレクトリ グラフから、トップの NTT DIRECTORY の検索力が減少しています。量的な拡大から質的なコンテンツへと大整理しているのかも知れません。ドメイン移行ですが、YahooJ 0.0% とNTT DIRECTORY 0.0% の2社が対応済みです。その他は、JOY 0.8%、InfoNavigator 1.8%、Netplaza 2.5%、DragonN 3.6%、と開始時から変化なく未対応です。

  今回から検索力の計算法を変更しました。従来は、調査 s1キーワードの検索数総数をベースにしていましたが、今回からは各キーワードごとに100に基準化した指数を求め、その総和を100に基準化しました。少し計算が面倒になりますが、キーワード間のウェイトは同一になり、より実体に近い指数が得られます。各検索力は10%位アップしました。新しい検索力の再計算と新規グラフはしばらくお待ちください。

  海外 Yahooは3位へ躍進しました。新しい検索力では、前回から3位になっています。トップ Infoseek、2位 NorthernLight、3位 Yahoo、4位 AltaVista、5位 HotBot と、従来と様変わりです。検索サービスを維持するにはコストがかかります。投資に見合うだけの収入が得られなければ、いくらよい検索システムを開発していてもブレーキがかかります。ユーザーは検索に忙しいですが、たまには広告を覗いてみるのも必要ですね。

先手必勝かJARの視聴率調査 1999年5月30日

  日本 更新はInfoseekJ、AltaVista、Netplaza、FreshEyeだけでした。LycosJの会見で、日本進出が遅れてアクセス件数が目標に達していないとありましたが、ウェブの世界は先手必勝のようです。ウェブ視聴率調査 s1のサーチエンジンのJARは、YahooJ 2,554万件、goo 529万件、InfoseekJ 440万件、ExciteJ 140万件、CSJ 113万件となっています。量なのか、質なのか、満足なのか、答えのない世界です。

  ディレクトリ 登録数はいつもより多くなっています。検索デスクのスタート画面でURL検索の巡回検索ができます。検索窓にhttp://を除いたドメインを入力すると、ロボット型のURL検索、ディレクトリ型のURL検索、そして逆リンク検索ができます。各検索サイトの情報収集の特徴を知ることができますので、ぜひご利用ください。何か新しい発見ができます。

  海外 Yahooが44.4%増加して、Inktomi系のトップです。AnchorDeskに1996年のトップWebサイトが現在どうなっているのかというコラムがでました。1996年の順位順(現在)に、AOL(1位)、Webcrawler(Exciteへ)、Netscape(AOLへ)、Yahoo(2位)、Infoseek(Goと提携)、Prodigy(ISPへ転身)、Compuserve(AOLと提携)、Umich.edu(9位)、Primenet(215位)、Well(1143位)などです。有為転変ですが、人気を維持することはとても大変なことです。

ディレクトリはカテゴリ数を増やせるかどうか 1999年5月23日

  日本 更新の少ない週でした。現在、検索結果を日付順に表示できるのは、FreshEye、Netplaza、InfoseekJ、NTT DIRECTORY、そして記事検索などです。最近のロボット型の傾向は、検索結果の出力表示を適合順だけでなく日付順にしたり、紹介文のないタイトル1行だけの表示にしたり、とユーザーの選択幅が増す方向に向かっています。

  ディレクトリ Web情報の分類を継続しているところは少なくなりました。Web情報の増加に応じてカテゴリを増やさなかった(増やせなかった)ところは撤退しています。Web情報は玉石混合であり更新が激しいため、管理できるデータ数に限りがあります。Yahoo!は階層的分類にカテゴリへのリンクを表す@を付け加えたところが成功の秘密です。1998年9月のデータ数は23万件、カテゴリ数は14,400件です。1999年5月のデータ数は25万件、カテゴリ数は15,500です。

  海外 AltaVistaは11.1%増で検索力23、HotBotは15.0%減で検索力16です。調査 s1キーワードとしてPortalとXMLを使い、2つの検索数合計の検索力を求めました。その結果は、Northern 100、AltaVista 83、Yahoo 55、Infoseek 55、MSN 45、HotBot 45、Excite 26、になり、検索力も順位も大幅に異なっています。PortalやXMLは比較的新しい言葉です。これを応用して他の分野の検索力を求めると有用な結果が得られるかも知れません。

検索に重点をおくかおかないか、商習慣の影響 1999年5月16日

  日本 今週はgooとLycosJがリニューアルしました。gooの検索力は先週減少しており、LycosJの検索力は先週と同じです。トップのInfoseekJの検索力は1ヶ月間あまり動きがありません。今回のリニューアルで専門検索が充実してきました。検索デスクのスタートページにある各社別のサービス(検索ボタン数、リンク数)は、InfoseekJ (8,2)、YahooJ (4,6)、goo (7,1)、LycosJ (5,2)、NTT DIRECTORY (3,3)、InfoNavigator (4,1)、ExciteJ(1,4)、です。検索に重点をおく所、検索以外に重点をおく所が、分かります。

  ディレクトリ NTT DIRECTORY の検索力総数が減少しました。昨年8月から増加を続けていたのですが、ドメイン変更の影響かも知れません。この2ヶ月間の増加率をみますと、CSJ 15.6%増、InfoNavigator 8.0%増、Netplaza 7.5%増、NTT DIRECTORY 4.9%増、DragonN 1.9%増、YahooJ 4.4%減、となっています。新生CSJ(iNETG)ががんばっていることがわかります。

  インターネットはバックグランドの異なる業界が一つの土俵で勝負しています。他社との差別化を図るために、リニューアルのたびに新語を造語したりしますが、それが定着する頃になると次の新しいものに変更されます。一方、ソフトの世界でのバージョンアップは数値が上がって行くだけで名前を替えるようなことはしません。出身の商習慣がインターネット上でプラスになるのかマイナスになるのか、誰にも評価できないところがおもしろいところです。

  海外 独走しているInfoseekがリニューアルしました。検索結果表示で、検索キーがバックカラー付きでハイライトし、検索数を大きな字で表示しています。さらに類似検索ができます。ところでデータベースが50%アップしたとのことですが、昨年11月15日から6ヶ月間で、検索力は27%増加しています。特定キーを調査 s1する検索力の増加率はデータ総数の増加率よりも少なくなり、
 . . . データ総数の増加率=(検索力の増加率)**1.09
と規模にも拠りますが予想していた数値に近いものが得られました。

ExciteJは2倍強に増加中 1999年5月9日

  日本 ゴールデンウィークを休みましたが、2日の時点でExciteが112%増加して、検索力30へと倍増しました。gooは11.8%減少して3位から6位へと後退しました。gooは今月中旬にリニューアル予定ですので、拡張のための一時的な低下のようです。Lycosも10日にリニューアル予定ですので、楽しみな週になりそうです。

  ディレクトリ 5月からCSJが登録数を公開しなくなり、96年1月から続けていた調査 s1を中止しました。98年1月にWave Search、98年8月にHole-in-One、98年9月にDragonが中止しています。97年12月に12検索サイトを調査 s1していましたが、これからは7検索サイトと少なくなり、インターネットの将来を考えると少し寂しくなります。

  海外 Yahooが112%増加して検索力20となり4位へ躍進しました。HotBotは19、MSNは10ですので、Inktomi系のトップです。英語版のAltaVistaは1ヶ月前に較べて3分の1になっています。親会社のCompaqの業績悪化が伝えられましたので、その影響かも知れません。インターネットバブルがはじけて、親会社が危なくなり、検索サービス会社も影響を受けて検索できなくなるのではと、考え込んでしまいます。

Infonavigator2位へ、毎日新聞3年分記事検索 1999年4月25日

  日本 InfoNavigatorが31.1%増加して検索力74の2位へ、久しぶりの順位変動です。ドメイン調査 s1で気づいたことですが、InfoNavigatorは372のドメイン移行のうち285が検索数ゼロです。これが移行処理をしたためなのか、それとも最初から収集してなかったためなのか、分かりません。もし後者であれば、ロボットのアルゴリズムが網羅的に収集するのではなく、特定ドメインを集中的に収集するものと考えられます。なお、全数調査 s1した今年度の未対応分はInfoNavigator 0.3%、AltaVista 1.0%、goo 1.9%、Infoseek 2.0%です。

  ディレクトリ 検索力は3週間の増減、登録数は1週間の増減を示しています。従って、登録数の3週間の増減を求めると、NTT DIRECTORY +3.8%、InfoNavigator +3.8%、Netplaza +2.8%、CSJ 0、Yahoo -1.3% です。この差異の原因を解明するのもおもしろいかも知れません。なお、今年度のドメイン移行分は、Yahoo 0.0%、NTT DIRECTORY 0.2%、JOY 0.8%、InfoNavigator 1.8%、Netplaza 2.5%、Dragon 3.6%です。

  Webの最新情報は登録サイトの新着情報が一番です。昔ながらのリストだけですが、NTT DIRECTORYは即時にキーワード検索できます。最新情報ということで日付を全面にうちだしているところが、FreshEyeとロボット型のNetplazaです。News Groups と同様に、FreshEyeは30日分、Netplazaは50日分の新着収集データを蓄積しています。更新日が4月23日で、昨年のニュースやイベント情報が表示されるなど、まだ改善すべきところがあります。毎日新聞が3年分の新聞情報の検索サービスを始めました。これは拍手ものですが、他の新聞社はまだインターネットをつかみかねているように思えます。

  海外 米国はランキングが好きというか、すぐに数値で評価します。格付け会社の評価に一喜一憂するように、Web調査 s1会社の発表が大きな影響をもつようになってきました。いろいろなレベルで記憶装置が存在し、Web情報の多くがキャッシュされますので、どこで使われたか把握できないのが現状です。また、目的の情報に到達するのに、ディレクトリ型はロボット型に較べて数倍のページビューをしますが、それなども全然考慮しない不思議な世界です。

AltaVistaの多言語データは2億5300万ページ 1999年4月18日

  日本 AltaVistaが18.2%増加しました。そのAltaVistaですがロボット型で初めてドメイン移行処理をしました。2月1日にドメイン移行しているdtinetを15日に削除しています。収集日と索引作成日とが異なっているためか、消したのもあれば、逆に増えたのもあります。現在の対応状況ですが、今年度対象分はInfoNavigator 0.3%、AltaVista 1.2%、goo 1.5%、Infoseek 1.6%です。

  ディレクトリ 16日にYahooがドメイン移行処理をし、残すは0.1%になりました。Yahooで紹介されている以前の検索デスクのドメインbekkoame.or.jpは昨年の6月頃にbekkoame.ne.jpへ変更されました。依頼してないのに移行する、何か企業の姿勢が伝わってきます。JPNICが4月1日に今年度移行分294、来年度移行分74、の計372の移行リストを発表しましたので、ディレクトリ型の場合は一気に移行して欲しいと思います。3月20日頃から4,000回以上のURL検索をしていますが、いずれ巡回検索に採用する予定です。

  海外 AltaVistaの検索力調査 s1は52.5%増加し、収集数は39%増加しています。調査 s1キーごとの増加率を求めたところ、market 260%増、java 150%増、shockwave 86%増、一方、museum 48%減、movie 44%減、outdoor 30%減、とキーごとの増減率に大きな開きのあることがわかりました。ウェブ情報の収集源が大きく変更したものとみなされますので、もう少し様子をみる必要があります。なお、AltaVistaの収集データ数は2億5300万ページ、そのうち英語は1億9800万ページ(78%)、日本語は630万ページ(2.5%)で、英語の比重が高くなっています。なお、矛盾点がでていますので、継続して調査 s1したいと思います。

ドメイン移行で更新はお休み? 1999年4月11日

  日本 今週は更新の少ない週でした。ドメイン移行が影響しているようです。未移行のページを1%持ち、1日に500万の検索要求、1回の検索で平均2回サーフする検索サイトの場合、1日に10万回の"Not Found"がでることになります。個々のユーザーにはわずかな時間かも知れませんが、これが1~2年も続くとなれば問題です。4月になっても移行ドメインで検索数が増える所がありますし、まだ登録している人もいます。当分の間、混乱が続きます。

  ディレクトリ 今回のドメイン移行でディレクトリ型のURL検索を試みています。ロボット型に較べてディレクトリ型の検索機能は少なく、URL検索機能は提供されていません。NTT DIRECTORYはURL検索機能があり、wwwから始まる正確なドメインを指定します。Yahoo, InfoNavigator, Netplaza, Dragon, JOYなどは不完全ですがURLを入力すると該当するものを検索します。不完全な点は、例えば、isnet.or.jpを検索すると、cisnet.or.jpやkisnet.or.jpを検索することです。従って、ドメイン移行のチェックの際に結果が少し多めになります。

  海外 AltaVistaが10.5%増加し、5週続いた減少が止まりました。データ数は、2月末の1億5000万ページから、4月11日は1億3000万ページです。全世界のWeb情報を一元管理していますので、日本のドメイン移行も扱わなければなりません。私の作成した「ne移行リスト」は日本語で書いていますが、海外からのアクセスも結構あります。たった2文字のドメイン問題ですが、日本だけの問題でないことを実感します。

NTT 1999年4月4日

  日本 2月から2ヶ月間、順位の移動のないめずらしい状況が続いています。トップのInfoseekが2ヶ月間で65%という高い伸びを示しているため、他の検索力は低下する一方です。ドメインは本年分と次年分との2段階で移行することが正式に発表されました。ロボット型への本年対象分は移行分の57%となり、収集数の20~30万(1~2%)です。

  ディレクトリ 3週間で約2.4%増加しました。うぇいぶなびが検索力28.5%、登録数11.1%と大幅に減少しています。ドメイン移行はディレクトリ型に大きな影響を与えます。今年度分は約8.5%です。3月22日に較べて、NTT DIRECTORYは0.2%、JOYは約0.5%、と移行分の検索数が大幅に減少し、対応が進んでいます。なお、検索サイトの最新の対応状況は特集にあります。

  インターネットは新しい世界です。今回のドメイン移行問題も初めてのケースであり、前例がないから対応できないのかも知れません。or.jpドメインをもつプロバイダーも、(1)移行しない(asahi-net、iij4u)、(2)移行するが来年まで延長する(bekkoame、meshnet)、(3)本年に移行する(so-net、dtinet)、と3種類の選択を迫られました。さて、あなたならどうしますか?

  海外 相変わらずInfoseekの独走が続いています。検索力は総合的なものですが、新しい言葉、Portalで調べますと、幾分結果が異なってきます。大きい方(カッコ内は検索数)から順に、AltaVista(252,796)、Northern(185,037)、HotBot(158,170)、Infoseek(125,072)、MSN(90,023)、Yahoo(69,626)、Excite(46,106)となります。検索力の実力から言えばInfoseekは約40万件位もつのですが、12.5万件と3分の1位しかありません。これをどう解釈するのか難しいですね。

ドメイン移行でディレクトリ・データの15%消滅 1999年3月28日

  日本 Infoseekの増強が続いています。gooは3月27日に3年目を迎えました。検索力データより、97年3月359,182、98年3月745,582、99年3月1,101,239となっています。97年に較べて、98年は2倍、99年は3倍です。ドメイン移行でロボット型は約2~3%のURLに影響を受けます。当分の間、"Not Found"が多発するかも知れません。やはり、早急の or.jp 退治をお願いします。

  ディレクトリ 低迷状態のYahooが2.4%増加しました。ドメイン移行問題でディレクトリ型検索サービスはデータの約15%が消滅することが判明しました。"Not Found"が多発しますので、検索サービスにとっては危機的な状態です。ユーザーが安心して利用できるよう早急のドメイン移行をお願いします。

  海外 2位のAltaVistaは毎週減少しており、1ヶ月間で約21.8%減となっています。日本語のAltaVistaはその間に3.3%減少しています。多言語のデータベースですが、個々の言語でみるとその更新は異なっています。日本ではドメイン移行問題で社会的なコストも無視できないのですが、同じケースの場合、アメリカではどう解決したのかとふと考えてしまいます。

ロボット対ディレクトリ、2年前10倍、現在100倍へ 1999年3月21日

  日本 Infoseekが5%増加し、他の検索力は相対的に低下しました。ロボット型トップのInfoseekとディレクトリー型トップのNTT DIRECTORYとの検索力データを比較しますと、ロボット型の100に対してディレクトリ-型は1です。1年前は67倍、2年前のgooがオープンする直前は10倍でしたから、2年間で10倍の差が開いたことになります。今後、ロボット型とディレクトリー型の検索力の差が100倍から1,000倍の方向に向かうにしても、いろいろ乗り越えなければならない難関がありそうです。

  ディレクトリ JOYの登録数が3万件を突破しました。データを取り始めた96年1月13日は1,724でしたので17.6倍です。96年10月に7,500、11ヶ月後の97年9月に1万5000、その18ヶ月後に3万です。JOYは個人サイトの情報を扱ってるので、ドメインはne.jpやor.jpだけと思っていたのですが、ad.jp、ac.jp、co.jp、go.jp、そしてgr.jpなども登録されています。

  海外 トップのInfoseekですが、更新が3月7日からストップしています。データの方を見れば分かりますが、97年2月から25ヶ月間毎週更新を続けていたのがストップしたわけですから、更新作業に何かあったと推測できます。2位のAltaVistaも3週間前に較べて15%減少しています。世界のトップクラスのサーチエンジンがもたついているのは少し心配です。

ドメイン移行、コンテンツの充実したサイト買収 1999年3月14日

  日本 順位変更はありませんでした。昨年末に復活したNetplazaですが、1ヵ月前に較べて60%位にダウンしています。ドメイン名の変更期限の3月末が近づいており、多数のURLを抱える検索サイトもURLの変更に対処しなければならなくなります。(1)未対応のところ、(2)or.jpとne.jpを同じに扱うところ、(3)徐々にor.jpを減らしているところなど様々です。

  ディレクトリ YahooJによるVecorとの提携関係は日本のポータルサイトの新しい動きとみなせます。従来は資本関係のない提携企業による情報提供でしたが、今回は資本の移動を伴うものです。米国では買収が盛んに行われていますが、今後、日本もコンテンツが充実したサイトの買収が行われることが予想されます。

  InfoNavigatorの登録数が20万件を突破しました。97年4月に5万件、その9ヶ月後に10万件、それから14ヶ月後に20万件です。先日のNTT DIRECTORYの場合は倍になる期間が9ヶ月と15ヶ月でしたので、パターンが類似しています。

  海外 Lycosの買収話がこじれていますが、決着よりも次に何をするかが問題です。ネットの世界にとんでもない問題が生じています。それはWindows98のプライバシー侵害問題です。オンライン登録情報だけでなく、WordやExcelで作成したファイルにもコードが埋め込まれているとのことです。インテルも最近のCPUにIDコードを埋め込んでいます。それらの情報はネットを通して吸い上げられますので、マイクロソフトやインテルの製品をボイコットすれば済みます。しかし、独占製品であるためボイコットできないことの方が問題です。規模の小さな会社であれば、即倒産ですね。

国別ネット利用者、キー別増減幅 1999年3月7日

  日本 Infoseekはハードが増強したのか5週連続して増加しています。gooは3.8%増加して2位です。以下、InfoNavigator、Ringring、Lycosと続きますが僅差です。「今日のキーワード」は平均を表示していましたが、先日からキー別の検索数を示すようにしました。各検索エンジンの索引方法は複雑ですので、検索数が極端に大きいとか少ないときのキーワードに何か規則性が見つかればと思っています。

  ディレクトリ 幾分増加が少ない週でした。3月5日のTimeの記事に国別ネット利用者がでていました。トップは米国の5,470万人で全体の54.7%、人口比は20%です。2位は日本の800万人で全体の8.0%、人口比6.3%と米国の3分の1です。3位は英国の583万人-5.8%-10.1%、4位はカナダの433万人-4.33%-14.3%、5位はドイツの406万人-4.1%-5.0%、以下15位まであります。リンクは「記事」の3月5日分にあります。

  海外 一週間の増減を表に示していますが、その内訳は様々です。Infoseekは1.2%の増加ですが、15種のキーの増減幅は0.1~6.7%増です。同様に、AltaVistaの4.6%減少は43.8%減~51.3%増と幅が大きく、更新中です。Norternの0.3%増は1.5%減~1.0%増と幅は少ないです。HotBotの0.7%減は5.0%~8.1%増、MSNの6.6%減は29.0%減~11.8%増、Yahooの31.7%減は29.3%~33.8%減、Exciteの7.2%減は12.7%減~0.2%増となっています。

InfoseekJの検索数、NTT 40万件 DIRECTORY

  日本 Infoseek が7.9%増加して、7週連続してトップです。海外もInfoseekがトップで、現時点の最強検索エンジンといえます。98年12月27日付けのこの欄で触れましたが、InfoseekJの検索数表示は40,000前後に制限されています。検索数表示は数が大きくなればなるほどシステムに負担がかかります。利用に影響しないため、そのような処置をとったものと思われます。しかし、雑誌などで検索結果を相互比較されると不利に扱われます。正確な検索数を欲しい場合は「マニアック検索」の方で検索することをお勧めします。

  ディレクトリ NTT DIRECTORY の登録数が40万件を突破しました。97年2月22日に10万件、その9ヶ月後の97年11月16日に20万件、その15ヶ月後に40万件です。データ数が多くなれば倍増するペースは落ちてきます。この NTT DIRECTORY ですが画面を一新しました。検索画面とディレクトリ画面がすっきりし、オプション検索は「InfoBee97」の方でできます。しかし、お知らせや広報がないのがちょっぴり残念です。

  海外 あまり変化のない状態が続いています。InfoseekとAltaVistaがトップグループを維持しています。そのInfoseekもAltaVistaもコミュニティへの進出が遅れ、トラフィック競争に不利になっています。高度な検索エンジンを構築して検索結果を返すのも、わずかなスペースを提供して掲示板を表示するのもトラフィックは同じ1回です。これは身長(cm)と体重(kg)を加算しているようなものです。「悪貨が良貨を駆逐する」ことにならないよう願います。

Infoseekのデータは約2,300万件? 1999年2月21日

  日本 Infoseekが8.1%増加したため、他の検索力は相対的に低下しました。グラフからも分かりますが、Infoseekは3ヶ月間で約3倍になっています。検索力は比較的検索数の多いキーから求めますので、収集データ数は3倍以上になり、約2,300万件と推定されます。

  ディレクトリ YahooとCSJの順位が入れ替わりました。サイト系の98年8月から半年間の増加率を調べました。NTT DIRECTORYが27.1%(29.0%)、InfoNavigatorが18.4%(29.9%)、Netplazaが27.0%(30.4%)、CSJが35.7%(35.4%)、Yahooが0.8%(3.4%)、Dragonが13.5%(--)となっています。( )内は同じ期間の登録数増加率。Yahooの増加が少ないことが分かります。

  「うぇいぶなび」の登録数が4万件を突破しました。ログからいろいろなことが分かります。ne.jp、ad.jp、or.jpは一般ユーザー、co.jpは会社、ac.jpは大学の利用状況がわかります。会社でも大学でも、まだ検索を使っていないのではと感じます。私が経営者であれば、「もっと検索を使え」と檄を飛ばすのですが...

  海外 英語のWebページは多く、Infoseekでmarketの検索数は1,000万以上になります。この検索数をどのように計算して出力するのか分かりませんが、今回に34.4%増加したExciteの場合、java、literature、movieの検索数は共に512,843、outdoor、photographyは共に224,513でした。

迂回ルートはインターネットの原点 1999年2月14日

  日本 Infoseekは5.8%増加し他を徐々に離してきました。一方、gooは3.7%減少して僅少で4位です。毎週メタサーチの順序を替えていますが、ページ検索の場合は総合力ではなく検索力の大きい順です。検索力は検索結果数が多いと大きくなります。大きければ大きいほど詳細な検索ができます。従って、検索力は詳細な検索ができるかできないかの目安にご利用ください。

  ディレクトリ バブルがはじけて、検索サービスに資金が回らなくなり、検索システムを維持できなくなるのではないかと心配しています。検索サービスもいろいろなタイプのものが存在することが必要です。そうそう、いろいろな迂回ルートを作っておくことは、インターネットの出発点なんですね。

  海外 Yahoo!が45.1%増加して、検索力は5位です。Inktomi系は、HotBotが21、Yahoo!が15、MSNが13、と接近しています。今週はLycosがUSA Networksに買収され、買収・提携は一段落しました。まだ、Yahoo!が残っているという人もいますが、Yahoo!を呑み込める企業は少なくなってきました。

6社のページ検索のデータ数が5%以上増加 1999年2月7日

  日本 5%以上増加したのは6検索サイトで、同時に増加したために大きな変動はありませんでした。中でもRingringは71%増加し、ページ総数は1,117万、検索力は89、4位です。検索結果からの推定で、約3%の重複分を調整しました。10月末から更新の止まっていたLycosは7.8%増加し、一方、AlataVistaは5.1%減少したため、順位が入れ替わりました。NetplazaがページタイプサーチとCDサーチをオープンしました。

  ディレクトリ YahooJが2.8%減少しました。増加が当たり前の世界ですが、Webのホームページは新着・変更・撤退するものがあり、サイトのレベルで管理しているディレクトリーサイトでも、その量は莫大になります。また、ページ単位で収集するロボット系の場合は、数十から数百倍になります。これは検索サイトだけの問題でなく、ユーザーが検索サイトに協力することが大切なように思われます。

  海外 MSNは先週大きく減少しましたが、今週は28.7%増加しもとに戻りました。InfoseekとAltaVistaの上位は昨年11月から続いています。E*Tradeのトラブルが続いていますが、オンライ取引への影響が心配されます。インターネットはユーザーの集中が起これば耐えれませんので、それを回避するための新しいビジネスが誕生するものと楽観しています。Lycosの提携や買収のうわさがでていますが、提携・買収で生じる本質的な変化が掴めなくなってきました。

日本語の複合語処理は多種多様 1999年1月31日

  日本 今週はInfoseek 0.1%増、AltaVista 4.5%減と更新の少ない週で、3位と4位が入れ替わりました。サーチエンジンの改良は絶え間なく続いています。厄介な日本語コード変換もクリヤーし、スムースに検索できます。「今日のキーワード」で毎朝検索していますが、複合語(フレーズ)の処理方法は検索サービスごとにクセがあるようです。

  ディレクトリ 3週間で平均2.2%増加しています。CSJ Indexの登録総数は12月9日以来変更してませんが、検索力は6%以上増加しています。Web検索サービスの検索力はロボット系、ディレクトリー系、そしてその中間、の3種類に分けて調べるのがよいのかも知れません。

  ディレクトリーへの登録数は順調に伸びています。新しくログデータが得られるようになり、カウンタ数とログ数との関係が少し分かってきました。ブラウザの画像表示をオフにしているのが約18.3%あり、その分はアクセスカウンタに反映されていません。従って、実際のアクセス数は18%以上多くなります。それに個人が使うエージェントソフトによるページビューの増加、キャッシュの設定など複雑な様相を示しています。

  海外 Yahoo!が41.2%増加して検索力は11、MSNは22.7%減少して検索力10と逆転しました。今週も買収や提携ラッシュが続きましたが、Inktomiサーチエンジンを採用するYahoo!とMSNの検索力の変動は提携関係の変化を示しています。MSNの検索はInktomiから多言語検索のAltaVistaへ移行しますが、日本を含めて世界的な調整が必要になります。

処理データを1ヶ月に限定したFreshEye開始 1999年1月24日

  日本 Infoseekが1.2%、AltaVistaが13.2%、Ringringが20.2%、Netplazaが4.6%増加し、AltaVistaがわずかの差で3位になりました。復活したNetplazaのソースはco.jpだけで、個人ユーザーの多いne.jpを除外しています。収集したデータを最新1ヶ月間に限定したFreshEyeを新たに載せました。

  ディレクトリ 登録数の推移は通常のパターンに戻りました。検索デスクは1月18日に4年目を迎えましたが、この登録数の調査は3年間続けたことになります。このページのトップにある[登録]に飛ぶと、半年毎にまとめたデータがあります。一度覗いてみて下さいね。撤退したところもありますが、長い間更新維持している検索サイトが理解でき、きっと利用したくなります。

  海外 今週は@HomeがExciteを買収したニュースで騒々しかったのですが、Exciteの検索力は4で前週の半分です。現在のポータルサイトは検索能力ではなくトラフィック量で評価されるのが原因です。HotBotが2ヶ月前から検索総数の下1桁を0にしていましたが、それを中止しました。また、検索力は23と60%アップしましたが、小文字は小文字だけ、大文字は大文字だけの検索から、慣例の小文字の入力で大文字と小文字を検索するのに復活したためです。

Infoseekトップへ、ロボットの訪問、ドメイン名変更 1999年1月17日

  日本 Infoseekは先週上限制限で測定できませんでしたが、今週は26%増加してトップです。12月上旬に較べ倍以上です。検索力の順番は、Infoseek、goo、InfoNavigator、AltaVista、Lycosとなっています。Ringringは30.6%も減少しました。ユーザー数の拡大と検索の普及で、検索サイトはデータベースの厚みを増してきていますが、今年は大きな波乱が起きそうです。

  ディレクトリ NTT DIRECTORY のデータ実数が20万件を超えました。1件のサイト情報が平均1.92のカテゴリーに配置されています。以前は約1.8でしたから、情報サイトの内容が豊富になってきたものとみなせます。14日の朝9時から17時30分までに1箇所のIPアドレスからのログ数が1400ありました。デモに使ったようです、Thanks。複数のロボットが毎日訪れていますが、その中に同じファイルを何回も収集するのがあります。エージェントソフトのバグだと思うのですが、恐らく本人は気づいてなく、それを伝える手段がなく困っています。

  海外 GO.Networkが正式にオープンしました。URLは http://www.go.com/です。InfoseekのURL http://www.infoseek.com/ でアクセスすると http://infoseek.go.com/ と変更され、GOと同じ内容のページを表示します。検索サイトの逆リンクを調べますと、Yahoo!が4,753,089、Exciteが661,311、Lycosが493,606、Infoseekが224,625、GOが374です。ドメインというブランドをどう考えているのでしょうか?

Yahooのロボット検索はgooへ 1999年1月10日

  日本 98年3月にgooとYahoo!Jが相互乗入れすると発表がありましたが、99年1月4日頃から本格的に運用されました。Yahoo!はロボット系検索をもたないためページ単位の詳細な検索には不向きでしたが、これでスムースに検索できるようになりました。Yahoo!Jの検索で見つからないときには自動的にgooの検索結果をYahoo!Jの形式で表示します。互いにポータルサイトを目指していますので、この連携はいつまで続くか分かりませんが、両社のトラフィック増加に寄与することは確かです。

  ディレクトリ ACARA NAVIが1月11日から始まるリクルートの新サービスISIZE(イサイズ)に統合されます。その中で、お薦めのホームページ紹介「SUPER LINKS」に衣替えします。従来のような検索力調査はできなくなりましたので、今回からはずしました。ページ検索サイトはソフト開発力やハード設備力に依存しますが、サイト検索サイトの維持には人手やコストがかかります。1996年6月の誕生からずっと調査してきましたが、少し寂しい気がします。

  ACARA NAVIが1月11日から始まるリクルートの新サービスISIZE(イサイズ)に統合されます。その中で、お薦めのホームページ紹介「SUPER LINKS」に衣替えします。従来のような検索力調査はできなくなりましたので、今回からはずしました。ページ検索サイトはソフト開発力やハード設備力に依存しますが、サイト検索サイトの維持には人手やコストがかかります。1996年6月の誕生からずっと調査してきましたが、少し寂しい気がします。

  海外 MSNが42.5%増加して、検索力16となり、HotBotをわずかに抜いて4位になりました。そのMSNですが、AT&Tから買収されるのではというニュースが流れています。昨年6月にDisneyがInfoseekを買収したのと同様な動きが始まったようです。Lycosも大手メディアに買収されるというニュースで株価は2週間で40%以上も上がっています。